Intro to Codelab

2012年度~ 田中研Weekly Log

Spoooooon!

今回はものをつくって終わり、ではなく、「ムービー」にまとめるのが課題。自動で設定秒数ごとにスクショを保存してくれるコマドリキ、あとiPhoneアプリosnapを使いました。これめっちゃ便利。Cドライブの容量がなくなるという緊急事態に陥り、最初の20分間のGrasshopperとの格闘の記録が残せなかったのだけが無念。

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卒プロのテーマを「食器」と決めた。(お時間あったら見ていただけるとうれしいです。ご意見ください。→http://tabasac012.web.fc2.com/works/project2013.pdfなのでそれに関連したものを、Grasshopperを使ってつくりたいなということで今回は「スプーン」を3Dプリンタで作ることにした。

森本千絵さんのトークショーに行って、現実を忘れて、そしていざ帰宅してから徹夜でPCをにらめっこ。こんなの何度目の経験だろう。田中研はいってから絶対視力落ちてる気がする笑

無事モデリングは自宅で済ませて、いざ出力。と、思ってたのに、途中から急にガタガタ音が激しくなってくる。44%までいったところで、データがずれて出力され始める。騒音がうるさかったので中断。(そばで授業中のところ失礼しました…) 原因はどうやらスピード設定にあったみたい。アドバイスをもらって、授業中にスプーンに脚をつけたデータを作りなおし、無事に動いてくれてました。

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でもいざ出力してみると、厚さが足りなくて折れかけちゃったり、スプーンとして使うためには「強度」も大事だとがわかった。

り際には極端に大きなサイズのスプーンのデータをつくって、残留組に出力をお願いして、今日になってそいつを回収。でも、その結果がこれ。精度が出ず、これでも接着してやすればなんとかなると思ってたんだけど、サポート材をはがしていく度に本体もどんどん壊れていって笑、「諦めなさい」と言われたような気がした。なのでこれは失敗の共有ということで、このまま晒しておきます。

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この1年間を通して痛感したのは、ビットからアトムへ、実際に「もの」にする積み重ねが私はまだまだ足りない。今回ももともと研究室で出力をする時間を1日しか確保できず、案の定1回では納得のいくものができなかった。これは卒プロの計画書を提出するにあたっても考えたこと。言い訳をつくらず、「ほぼなんでも作れます!」と自信をもって言えるようになりたいですがんばります。

 

今回出力した、強度不足の3つのモデルもなんとか作品として着飾ってあげたいと、急きょ箱をつくることにした。今後も何かと箱を作ることはあるだろうから、ついでに箱もGrasshopperでパラメトリックにサイズを変えられるように。小田急急行50分間の中でモデリングほぼ完成。この1年で移動時間の使い方が鍛えられたと思う笑

宇田さんがストリーミングカメラを設置してくださったおかげで、遠隔から機械の様子が確認できるようになっただけでなく、残留組の姿を自宅から見れたことで夜な夜な作業してるときの心細さまで解消されましたありがとうございます。